2008年1月22日火曜日

骨盤のひらきについて

骨盤のひらきが気になる方は、歪みを整える体操のほかに、骨盤のひらきを正しい位置に戻すための骨盤矯正体操が必要です。

骨盤がひらいている方は姿勢が悪いことが多く、冷え性や下っ腹が出ていることに悩みを持つ方が多いようで、解消するには、床か固めの絨毯の上で仰向けに寝ます。膝を90度に曲げて肩幅に開きます。腕は体の両脇につけ、手の平は体の方を向いた状態にします。そのまま腰を持ち上げて膝から肩までが真っ直ぐになるようにして7秒我慢し、ゆっくりと下げて全身の力を抜きます。これを数回繰り返した後に、大の字になって3分間休憩します。骨盤にひらきのある方は初めの何回かポキッと音が鳴るかもしれません。これは腹筋や背筋が弱ってしまうことにより骨盤の位置がズレているのを、正しい位置に矯正することができる体操です。大の字になって休憩するのは、位置を正した骨盤を正しい位置で安定させるためです。すぐに立ち上がってしまうと、せっかく治した骨盤の位置がすぐに元に戻ってしまうので、ゆったりと時間をとり骨盤矯正体操を行います。布団など柔らかい場所で行うと効果が得られないことがありますので、必ず堅い床の上か、薄手の絨毯、ヨガマットなどで行いましょう。

骨盤矯正体操はゆっくり毎日行うことが効果的です。早く行っては全く意味がありませんので、呼吸に注意してゆっくりとバランス良く行いましょう。