骨盤を引き締めよう

骨盤は上半身の体重を支え、内臓を入れる器です。骨盤が広がって歪んでしまうと、内臓が本来あるべき位置から下がり、体の外側に体重がかかるようになります。骨盤が広がって歪んだ結果、ぽっこりしたお腹やＯ脚、四角いお尻、便秘などの症状が起こります。骨盤の歪みが下半身の血行と代謝を悪化させ、下半身のむくみや冷え性の原因にもなり、女性の生理痛・生理不順・不妊にまで影響を及ぼしているのです。

骨盤矯正にはさまざまな方法がありますが、その中のひとつに骨盤矯正クッションがあります。骨盤矯正クッションに座ることによりお尻の下にある左右の坐骨を内側に引き締め、骨盤の広がりをなくし本来の形の骨盤に整える効果があります。骨盤矯正クッションを使用して骨盤を引き締めることで、余分な肉が付きにくくなる、痩せやすい体にできることも考えられます。

骨盤矯正クッションは毎日１０～１５分座るといったタイプが多いようです。初めは痛みを感じることも多いでしょう。そういう場合は使用時間を短くして始め、慣れてきたら徐々に時間をのばしていく方法が良いそうです。必ず全員に効果があるとはいい切れませんが、便秘が治ったり、腰痛が改善したりという効果が見られる方もいらっしゃいます。骨盤矯正クッションは床において使用するものや椅子の上に置いて座るものなどいろいろな種類があり、注意事項があるものもあるようなのでよく確認してから購入することをオススメします。

骨盤矯正でのエクササイズ

ヨガは骨盤矯正に良いとされ、ヨガと聞くと軟体動物のようなポーズや、アクロバティックな動きを想像します。ヨガの種類の一つとして、難しいポーズもありますが、本来のヨガは、体のバランスを正常にして、高い集中力と動じない精神を養うための方法の一つです。ヨガのポーズをとることが目的ではなく、心身共に健全になることが本来の目的です。

体のバランスは、全身の骨格や筋肉が互いに協力して働き、それぞれの働きを邪魔せずにバランスのとれた状態のことをいいます。同じ動作をしていてもバランスのとれた体とバランスのとれていない体では、筋肉にかかる負担が変わってきます。

ヨガによりバランスの良い体を手に入れることは、無理のかからない体を手に入れるということです。姿勢が正しくなり、悪い姿勢による骨盤のゆがみも改善することができます。ヨガは最も骨盤矯正に向いているエクササイズです。

同様な効果が得られるエクササイズとして、ピラティスやバランスボールエクササイズがあります。これら共通するのは全て体の内側から筋肉を鍛え、バランスを整えることが目的なのです。最近では教室もたくさんありますし、ＤＶＤ付きの教本も販売されています。インターネットで検索すればたくさんの情報があるので、自分の体に合ったエクササイズで骨盤矯正し、美しく健康な体に変身しちゃいましょう。

骨盤矯正グッズで便秘を解消しよう

骨盤矯正グッズをネットで探してみるとさまざまなものが考案されています。探した骨盤矯正グッズの中でもインパクトがあった骨盤矯正グッズはボールです。
ボールというと、ダイエットに使用されるバランスボールを想像される方が多いと思いますが、骨盤矯正用のボールの直径は１３．５センチです。小さなボールなので乗るわけではありません。この骨盤矯正グッズはどのように使用するのでしょうか？
下腹スッキリ超腸ボールというこのボールは電子レンジで温めて使用します。ボールの中にはセラミックボールがたくさん入れられていて、電子レンジで温めることによりボールの中のセラミックも温められ、ボール一面につけられた丸い突起も腸の機能を促すのに効果があります。
電子レンジで温めたボールの使い方ですが、下腹部の辺りに乗せ、おヘソを中心にして時計回りにまんべんなく転がします。大腸に滞留した便がボールの回転と共に移動し、排泄を促す作用があり便秘の解消にも繋がるというグッズです。
便秘は女性に多く起こりがちなのでお腹が張ったりして不快な症状が伴い、薬を使用せずに温めたボールをお腹の上で転がすだけで便秘を解消することがでたらいいですよね。。ボールを使用することで遠赤効果があり、便秘の解消だけではなく胃腸の働きも活発になります。手足の冷えも解消する効果もあり、胃腸虚弱や冷え性で悩んでいる方は骨盤矯正以外にも多くの効果が期待できます。